元マイクロソフト営業部長による、ノート、手帳、メモ、付箋、ホワイトボード、A4用紙等の活用術。これらのツールを駆使して、仕事を効率的・効果的に進める具体的な方法が満載でした。
本書の冒頭より引用
この本は
普段誰もが使っている会社の備品、
ノートや手帳、A4用紙、付箋、
ホワイトボードなどの
ツールの使い方を変えることで
プレーヤーからマネジャーへと
仕事のやり方も変わるという
画期的な内容です。
プレイングマネジャーの戦略ノート術―――膨大な仕事量とコミュニケーション不足を解消する35の方法
- 作者:田島 弓子
- 出版社:ダイヤモンド社
- 発売日: 2016-10-07
Amazon内容紹介より
日々膨大な業務を、突発事項に対応しながら
マルチタスクでこなす必要がある管理職のための、
超実践的仕事術をまとめたのが本書です。管理職に昇進したら、
これまでの仕事の仕方を変える必要が出てきます。
まず変えるべきは、日々の行動習慣。
いつも使っているノートや手帳、付箋、ホワイトボードといった
アナログツールの使い方を変えることで、
自然と「管理職」の仕事の仕方が身につきます。
新しい行動習慣を身につけることで、
プレイングマネジャーのスキルはさらに磨かれていき、
結果として、管理職マインドも育まれていくのです。本書には、チームのコミュニケーション不足を補い、
チームで成果を出すための具体的なアイデアが満載です。すぐに使える「1週間見開きスケジュール」や「5週間カレンダー」
「年間イベントメモ」など、便利なテンプレートも掲載。
多忙と部下育成に悩み苦しむプレイングマネジャー必読の一冊です。一刻も早く「追われる仕事」から卒業し、
ご自分で時間や業務やメンタルをコントロールし、
「チームでの成果」という大きな成功と喜びを手にしましょう!
プレイングマネジャーは、ついつい優秀だった新人時代の仕事のやり方をしてしまいがち。しかしマネジャーにもとめられるのは「チームで成果を上げること」。このためにできることはなんでしょうか。
一人でがんばる から 周囲の力を引き出す
効率重視 から 効果重視
シングルタスクに集中 から マルチタスクで進める
計画的に仕事する から 突発事項に対応する
上記のような考え方、意識を持ってやっていくために必要となってくるのが「道具」の使い方。ツールの使い方を変えて、「仕事習慣」を変えるというのが本書のポイントです。
3つの原則
- スケジュールには、意図的に「余白」を作る
余白を持つことで突発的な事故、部下のトラブルに対応できるように。 - 常に「全体像」と「現在地」を把握する
「俯瞰」しながら次の一手を繰り出しながら、複数の仕事を同時進行、抜け漏れなく。 - コミュニケーションに「ひと手間」かける
人を巻き込み、動かす。コミュニケーションを丁寧に行うことを忘れない。
これらの原則を維持するために、それぞれ1.手帳、2.ホワイトボードとA4用紙、3.付箋を活用するやり方が紹介されていました。
目次
第1章 ツールの使い方を変えることで、仕事のやり方を変える
第2章 手帳を仕事の「司令塔」にする
第3章 「コミュニケーション」がスムーズになるメモ術
第4章 多忙なマネジャーを助ける、自分のためのノート術
巻末付録 テンプレート集
アナログ手帳で、タスクの全容を「多次元」管理、デジタル予定表で時間を面で管理。
- 自分の予定より部下やチームの予定を書き込むべし
- ToDoリストは埋め尽くさない。突発的な対応ができるよう空き時間を設けておくこと
- 毎日1時間、部下のための「余白」時間を作っておくべし
- 部下に任せた仕事は、自分がやる倍の時間でスケジュールする。進捗確認、事前チェックを組み込んだ余裕のあるスケジューリングを
- 上司はサポート&フォローの中心のToDoを心がけるべし。部下の繁忙期ほど上司は席にいること
- 上司は常に半歩前を歩くべし。今日を見ながら明日を、今週を見ながら来週を考えたToDoを
- チームミーティングをやたらと開くのはNGと心得るべし。部下も忙しい。自分のためのチームミーティングは開かないこと
- 忙しいプレイングマネジャーほど、時には自分の時間も確保するべし。プレイングマネジャーにはこもる(考える)時間も必須。自分に必要な時間は先にブロックする