『一枚の紙で夢はかなう』を読んで夢をかなえる

シスコシステムズ役員の著者が22歳の時に書いた夢がかない今の地位まで登りつめることができた、という成功体験談をまとめた本です。

「用意するものは、紙とペンのみ」

こういう謳い文句に弱いです。ノートとかペンとか好きなので。

Amazon 内容紹介より

推薦!!
ソラコム代表取締役社長 玉川憲氏
アクティブ・ブレイン協会会長 小田全宏氏
マーケティング戦略アドバイザー 永井高尚氏

著者が役員を務めるシスコシステムズは
2018年「働きがいのある会社ランキング」 大規模部門で1位に選ばれている。
https://hatarakigai.info/ranking/japan/

22歳のときに「一枚の紙」に書いた夢がそのままかなった!

本書は新卒(22歳)のときに「一枚の紙」に書いた夢をかなえた方法をまとめたもの。
用意するものは、紙とペンのみ。

たった5つのステップで、人生で望むものが確実に手に入る方法をお伝えします。

目次
1 「紙に書く」理由
2 「紙に書く」5つのステップ
3  夢を実現するための習慣
4  夢を実現するために守り続けいていること
著者は高校生の頃に、母親から「○○大学合格」と紙に書くことを薦められたそうで、それ以降その紙を見ては合格に向けて努力する姿や、実際に合格した姿などが思い浮かび自然と努力したという経験があり、就職した時にも同じように目標を立ててそれをどんどん実現していったそうです。
その具体的な手法が本書では説明されていましたので、気になった内容と併せて紹介していきますね。
「紙に書く」理由
紙に書くという単純なことが、なぜ夢の実現に効果があるのか、5つのポイントで説明されていました。
1.思いを整理する
「紙に書く」ことは、本当の自分の考えや思いを整理し、正しく自分自身を理解できるという効果があります。
頭の中で色々と渦巻いていること、やりたいことや目標や悩んでいることまで、口に出したり、紙に書いたり、アウトプットすることで整理されることはよくありますね。著者も「悩みがあれば因数分解しろ」と言っています。
2.本当の自分を知る
「紙に書く」ことは、他人に聞く代わりに、自分自身に自問自答することになりますので、本当の自分の思いを客観的に理解するのに役に立ちます。
情報過多な現代においては、とにかく流れてくる情報が多くて、本当の自分を見失いがちかと思います。夢の実現には、本当の自分を知ることが欠かせないということです。
3.夢を「具体化」する
夢を現実にするためには、夢の中身を具体的に記述することです。
夢を文字にして書こうとすると、自分の夢がいかに曖昧だったかわかるはず。
「金持ちになりたい」という願望をよく聞きますが、これだとそもそも多くの収入を得たいのか、宝くじで一攫千金なのか、不明瞭です。自分の夢を明確にするには書くことが一番。
4.潜在意識に刷り込む
単に頭の中で思うよりも、自分で書いた文字を見ながら映像をイメージすると、光景が具体的なので、より潜在意識に刷り込む手助けをしてくれます。
潜在意識が自らの能力の限界を決めていると言えるので、潜在意識にうまく働きかけることで、無限の可能性とパワーを与えてくれるのです。
5.行動が変わる
行動が変わらなければなにも変化はありません。
また先に述べた潜在意識への刷り込みの結果、この行動が無意識のうちに行われるようになります。
自分があこがれる人と同じ仕草、行動を取ることで自然とそれらが自分のモノになっていくので、まずはマネをすべき、という話はよく聞きます。高いレベルに自分をおくことで自然と行動が変わっていくといえます。
「紙に書く」5つのステップ
ステップ1:夢の準備をする
・紙を用意する、あるいはお気に入りの手帳を選ぶ
・手帳とモバイルを使い分ける
ステップ2:自分を知る
・価値観(行動規範)を明確にする
・死ぬまでにやりたいことリストをつくる
ステップ3:夢を描く
・夢のリストをつくる
・未来年表をつくる(10年計画)
・1年後の自分を描く(年間計画)
ステップ4:モチベーションを高める
・日課を決める
・パーソナルページをつくる
・スケジュールを埋める
ステップ5:リマインドする
・毎日見返す
・適時修正する
本書では上記の手順の一つ一つが丁寧に解説されています。実際の著者のノートの写真も載っているので参考になります。ちなみに著者はMolesikineを愛用されているとのこと。マンスリーダイアリーのものをお使いのようです。
最初のステップとしては、自分のお気に入りの手帳、ノートを選ぶことが大切と書かれていました。毎日使うものなので、やはりお気に入りのものを選びたいですね。
前半は上記の具体的な手法がまとめられている本書ですが、後半著者の仕事に対する考え方なども紹介されていて参考になります。オススメです。
マネしようと思った行動、考え方は以下の4点です
・日記を書く なるべくポジティブな表現で。
・10倍努力して2倍の成果をあげる。
・すべての人がお客様と思って接する。
・ほんの一歩限界を超えて行動を取る、考える。これが大きな差となる。

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